素人志向

備忘録

ぬるぽが的ゲームレビュー #1 Half-life(1998)

はじめに

「レビュー」と表現すると、どうも他人様へ向けたお気持ち表明という雰囲気を感じるが、俺はそんなこと知らない。「レビュー」と書いているが自分的に感じた事をただつらつらと書いて残すだけである...

 

ということで、遊んだゲームの感想を書いておかないのも勿体ないかなと思ったので備忘録がてら書き残すことにした。一回目はFPSゲームに革命を起こしたと言われている「Half-life」について。

f:id:null_poga:20210727215830p:plain

 

Half-lifeは1998年にValve Softwareが発売したFPS(一人称視点)ゲーム。今流行りのApex LegendsやVALORANT、CS:GOなどもFPSゲームに分類されるわけだが、それらのゲームのルーツと言っても過言では無いゲームらしい。

Half-lifeのMODのひとつである「Counter-Strike」は世界で最も遊ばれているFPSゲームだったとか。

 

なぜ突然Half-lifeを?

 なぜ突然、ポケットモンスターでいうと「ポケットモンスター赤・青」と同じくらい古典的なFPSゲームを始めたのかというと、「Apex Legends」の気分転換としてシングルプレイで操作が難しくないFPSゲームを探していたからである。

自分が好んでプレイしている「Apex Legends」のルーツであるTitanfall2をプレイしても良かったが、「Apex Legends」をどうしても思い出してしまう。それなら対極にある「Conter-Strike」のルーツを漁れば良いのではと考え、結果としてたどり着いたのが「Half-life」であった。

 

調べてみると、1998年発売の歴史的名作と記載があった。1998年製なら操作もそこまで難しくないだろう。FPS黎明期の作品ならそこまで難しくない内容だろう。レトロゲームも好きだから(20年前の作品はレトロゲームと思っている)丁度良い!流石ぬるぽが、天才である。

 

確かに面白くて名作だが...

Steam*1で以前購入したValveパックにHalf-lifeが含まれていた。さっそくプレイしたものの日本語は無い模様。同志が作った日本語字幕バージョンでプレイ。 

 

Half-lifeのストーリーは、物理学者が研究施設で色々やらかして、異世界につながってエイリアンだらけになったので頑張って脱出しましょうねという内容。研究施設が凄いことになったので尻拭にきた海兵隊やら+エイリアンなどなどとイチャイチャするアットホームFPSゲームだ。

f:id:null_poga:20210727220916p:plain

ご覧の通りアットホーム

オープニングは、プレイヤーが操作する物理学者「ゴードン・フリーマン」がこの研究施設にやってくるところから始まる。突然何の操作説明もガイドもなく、ゴンドラに乗せられて研究施設を進んでいく。操作説明もガイドも無く進んでいく。ただ、そのような類のものが皆無であるからこそ、作品の世界の中に一気に飲み込まれるような感覚を際立たせてくれる。

このゲームが始まったタイミングで、あなたはゲームをプレイしている人間ではなく、物理学者「ゴードン・フリーマン」となる。

www.youtube.com

まぁ僕はそこまでゲームをプレイしている人間ではないので、もしかしたらこのゲーム以前にもそういう演出をするゲームはあるのかもしれないが。

 

ゲームの内容も、ただひたすらに銃で敵を倒すだけではなく一種の謎解き要素もあり、銃を撃つだけがFPSゲームではないんだなと痛感したのも事実である。

具体的な例を述べようとしたが、それを述べると面白くなくなってしまう。実際、僕の配信をずっと見てくれていた海外のリスナーも「俺は何も言えねえ」と黙っていてくれたので俺も真似をする。

色々な遊び方があった。敵と交戦せずにマップを進むのもよし、NPCの味方と協力して複数人で戦うもよし。FPS黎明期(DOOMやWolfensteinも含むと入れて良いのかわからないが)でこのような遊び方が出来るのにもビックリ。更にゲームはシームレス(マップが一つにつながっている)に進むため、ひとつの研究施設から脱出するにあたり不自然な点は何もない。現実世界で研究施設から脱出するのと同じような体験を疑似体験できる。

 

ただ、没頭感や演出・ゲームのギミックなどに関しては文句ないのだが、操作性や難易度は正直クソゲーレベルである。操作性というのはキーボードの配置や武器の選択云々ではなく、細い道を走ったりジャンプしたりする操作性のこと。バチクソに滑る、謎の圧死バグ、ジャンプによる落下ダメージのウザさなど.... 書き出したらキリが無い。当時としては画期的なのかもしれないが、僕が1998年にこのゲームをプレイする若者だったとしても同じようにブチ切れているに違いない。ホンマにカス。逆にマゾゲーマーの諸君には是非プレイしてもらって、僕に感想を聞かせてほしい。本当に。マジで。これをクリアするまでに血管何本キレた事やら。

www.twitch.tv

まとめ

当時の温度感を知る由も無いが、今プレイした感想としては「演出やゲームのコンセプトは最高で名作だが、操作性が酷くリズム感が失われるため万人にはオススメできない」と言ったところだろうか。ただ、そのようなクソ要素を含んでもこのゲームが名作なのは火を見るよりも明らか。操作性のストレスを受け入れられる人なら是非プレイしてほしい作品だと思う。FPSゲーマーなら特に。

 

本当はもっと丁寧に書きたいとこだが眠くなってきた。最近寝不足なんだよね。おやすみ。記事内の画像はSteamのストアページから。gg

*1:SteamはValveのソフトである。Half-lifeはそのValveが開発した最初のゲームなのだ