素人志向

備忘録

追懐

 

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Twitterをぼんやりと眺めていると、格闘ゲーム「スーパーストリートファイター IIX」の対戦会の終了を知らせるツイートを見かけた。

 

 

スーパーストリートファイターII X(以後、ストIIX)は、1994年に稼働開始したストリートファイター2シリーズの5作目*1にあたる作品である。稼働開始から25年以上経つものの、シンプルながらも非常に奥深い対戦が味わることもあり、未だにゲームセンターで対戦会が開かれるほど人気のゲームだ。

 

上京して、右も左も分からない。友人も同期と地元の友人たち以外は誰もいないという中、サードプレイスを作るきっかけのひとつとなったのが、デイトナ志木で行われるストIIXの対戦会だった。

どういう経緯かあまり覚えていないが、多分池袋の対戦会で知り合った今となっては親友と言ってもいいプレイヤーから教えてもらったのが参加のきっかけだった様に覚えている。

 

デイトナ志木の周辺には、このゲームをプレイする自分と同年代のプレイヤーが数名住んでいたこともあり、自然とこのゲーセンはスト2Xの若手が集まるゲーセンに一時期なっていた。稼働年数が長いゲームであるのも起因しているのか、プレイする年齢層も中学生からXX歳の方までいる。そんな中で同年代のプレイヤーとギャーギャー騒ぎながら対戦出来た経験は非常に嬉しかったのが率直な感想だった。

また、若手だけではなく、若手を”教育”してくださる先輩方も多く来店されていた。年齢や職業関係なく、いろんな人の断末魔や雄たけびが響きわたる週末のデイトナ志木は、非常に心地の良いものだった。

当時大森に住んでいたため距離的な問題と、とあるトラブルがあったりして参加頻度は減っていった。ただ、それでも好きな対戦会だった。

 

金曜日に行われる対戦会は都内にある別のゲームセンターで引き続き行われるとのこと。ただ、デイトナ志木での金曜対戦会が終了することは、上手く言葉にはできないが、自分にとっての区切りが突然やってきたような寂しさがある。

上京してから出来た友人達も、このゲーセンの対戦会で仲を深めた仲間からの紹介が最初だったケースが多い。いま、FF14やApex Legendsを一緒にプレイしているスト2を知らない友人たちと出会えたルーツがこの対戦会だったといっても過言ではないと思う。

 

正直文章やテーマがゆるゆるな状態で書き始めたため、何が言いたいのか分からないとは思うが、純粋に寂しい・行き場のない感情があったから書きなぐったという感じである。

 

運営スタッフの皆様、改めてありがとうございました。今度一杯奢らせてください。

 

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*1:ストリートファイター2と名前がつくだけでも7作品ある。無印、ダッシュ、ターボ、スーパーストII、ストIIX、ハイパー、ウル2