素人志向

備忘録

グレンリベット12年

誕生日プレゼントに貰った、グレンリベット12年を飲んだ。

高専時代、恐らくではあるが、一番最初に仲良くなった友人からの誕生日プレゼント。26歳になってしまったが、未だに交友が続いているのは純粋に嬉しいし、感謝の気持ちがある。

回転式のコルクみたいな蓋を開けると、ウイスキーらしい匂いはするものの、特段強い訳でもなく、ほのかに甘い香りが漂ってきた。氷を入れたグラスにトボトボと注いでまずは一口飲んでみた。甘い。10秒間くらいは甘いしか感想が出てこないくらいには甘かった。特段強い風味もなく、キレもそこまでないが、スタンダードで飲みやすいウイスキーだなと感心した。普段はラフロイグボウモアアードベッグなどを好んで飲むから、久しぶりにこの優しい風味を感じたようにも思う。甘いにも色々な甘いがあるが、バカ舌なので、言語化することは出来なかった。ただ、飲みやすいのでグイグイ飲んでしまった。

炭酸水も買っておいたので、ハイボールにして飲んでみた。想像通りの飲みやすさで、これまたグイグイ飲んでしまい、気持ちよくなってしまった。常飲するには丁度良い風味で、スタンダードなウイスキーと言われるだけあるなと感心してしまった。本当に癖もなく、飲みやすい。水割りにすると食中酒として良いと書いてあったが、確かに食も進みそうな味をしている。

味だ風味だ、みたいな事は置いといて、友人が誕生日プレゼントで送ってくれた酒というのは純粋に嬉しい。そういえば彼にしっかりとお礼を言うのを忘れていた。お礼を言うのもだが、彼の誕生日にはおすすめの酒を贈ってあげようとぼんやりと思いながら、そろそろ溶けきるハイボールを飲みきった。

余韻に浸るのはいいが、その状態で終わると明日がしんどくなるのは目に見えているので、残った炭酸水をチェイサーとしてぶち込んで寝ることにする。

まぁ、落ちも何もないが、こうやって自分の感情を言語化して残すことは大事だと思う。僕のブログではこの言葉は耳にタコが出来るくらい言っているけど、本当に大事だと思う。結局こうやってポエム臭くなってしまう。どこまでいってもこうなんだろうなと半ば諦めている。