自分だけの話かもしれないが、中学生・高校生の頃に成功した・失敗した経験は、簡単に忘れる事が出来ないように思う。
例えば...好きだった同じクラスの女の子に校舎の窓から告白して振られたこと。FLASH作品や"ハンゲーム"のゲームで適当に遊んだこと。フジテレビのゴールデンタイムの番組のこと(ヘキサゴンとかはねるのトびらとかね なつかしいね)
書き出せばキリが無いけど、そのような経験のひとつに"MMORPGは今後一生遊ばないな”と経験した出来事があったりする。
某MMORPGをネットの友人たちが楽しそうに遊んでいたため、とりあえず遊んでみたものの、何が面白いのかさっぱり分からず。レベルなんかも到底カンストに辿りつくことなんかできない。する気が起きない。これをやるくらいなら、デスクリムゾンをやったほうがマシだ。いや、流石に嘘である。
そんな経験を擦っている間に、僕は(中身はガキだが)世間一般では成人と分類される年齢となってしまったのである。このTOKYOコンクリートジャングルに造られた狭い6畳の部屋で、楽しいのか辛いのか、嬉しいのか悲しいのか良く分からない生活を送ることになった。
しかもこの疫病による外出自粛だのなんだの。酒も飲めなければ人にも会えない。クラブも行けなければ、デートにも行けやしない。最後は蛇足だ。
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疫病が流行っているこんな世の中であるため、部屋に引きこもるようになった。
どういう風の吹き回しか分からないが、何故か突然PCゲームをかじりだすようになってしまった。Apex Legendsという銃をバンバン撃ちまわすゲームにハマった。それこそ、初めてオナニーを覚えたガキのようにハマった。ガチ勢から見るとハマってるとは言い難い程度ではあったものの、自分の中ではそこそこにやった気はする位には。非常に中毒性の高いゲームだ。しかし突然、あるときを境に、心にぽっかり穴があいたかのような虚無感に襲われた。今もやってるし、嫌いじゃないことは確かだけれども。
そんな中で、ふとDiscordのフレンドリストに「FINAL FANTASY XIVをプレイ中」という文言を見かけた。
Discordには、そのチャンネルに参加している人間が何のゲームをプレイしているか表示する機能がある。その機能によるものだった。
どういう経緯か分からないけど、FF14が14円で買えることを知って、周りもやっているから何んとなくはじめてみた。中学生の頃に感じた"MMORPGは今後一生遊ばないな”を一蹴して、FF14をダウンロードした。何故かは2週間しか経ってない今も思い出せない。
偶然にも、Apex Legends繋がりで知り合った友人が熱心なFF14ユーザだった。手厚い介護を受けながらキャラクリエイトをした。ゴールデンウィーク真っただ中の5/1である。参加させてもらったDiscordのVCで誰かに言われた言葉は多分今後一生忘れないと思う。
「キャラクリエイトは性癖披露会だ。妥協は許されないぞ!」
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僕は本当にこのゲームを甘く見ていた。想像の域を遥かに超えた広さだった。
色々な意味で広かった。本当に甘く見ていた。フィールドはもちろん、敵の数。攻撃アクション(言い方が正しいのか分からないけど)、キャラクターの表情や動きも僕が実生活でする表情以上に準備されている。プレイスタイルも闘うだけではなく、家を建てたり麻雀したり写真撮ったり良く分からない避けるゲームしたり... まだプレイして経ったの2週間である。
2week. 2週間といえば新しい職場で仕事を覚えて、とりあえず何かの、それこそ簡単な事務作業が出来るようになるかもしれないくらいの期間である。つまり全く何があるか分かっていないのに、この遊び方の広さに(良い意味で)絶望している。訳が分からない。
更に追い打ちをかけるかのようにファンフェスティバルの配信があった。配信に映る人間は皆楽しそうで何より笑顔が多かった事に驚いた。ゲームミュージックの素晴らしさは認識していたつもりだったが、ピアノやバンドアレンジを聴いて"こんな曲が流れるゲームで今から俺は遊べるのか"と衝撃を受けた。
このゲームで何ができるか知らないし、どう遊ぶかもしらないが、少なくとも自分がここ数年経験したことのないくらいの興奮を覚えた。
酒を飲んでいるので、多分大袈裟な表現かも分からない。ただ、単なるビデオゲームでは片づけられないコンテンツなんだろうという漠然とした楽しみが今もある。
他のゲームがどうこうという問題ではなく、ただ純粋に、これからが楽しみという話だ。
正直このゲームに出会えてなかったら、先ず直近の僕の精神状態は少し悪かったかもしれない。それくらい救われた気もした。この疫病で色々と制限されているなかで、自由に広大な土地で遊びまわれるのは簡潔に言うと最高だ。しかも友人たちと一緒に。
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興奮して乱雑になってしまった。取り乱す男はモテない。
プレイの状況としては、ちょうど今日パッチ2.0が終わった。正直なところ、前半から中盤にかけては「お使いゲームか?」という印象が拭えなかったものの、何故か楽しい気持ちもあったのも事実なのだ。
これからパッチ2.1以後のクエストを進めていく。空を飛べるようになった。ひたすらにマイチョコボで這いずり回っていた大地を捨て、大空を翔ることができる。嬉しいね。
しかし、正直に言うと、今後どう心境が変化するか分からないし、もしかしたらやらなくなるかも分からない。とりあえず今は正直もう眠気という厄介者がぬるぽがを襲い、打鍵を終わらせようともしている。
#2があるかもわからん。パッチ2.0の感想もあまり記載できていない。
ただ、自分の感情備忘録としていったん残しておく。自分の感じたことを残しておくことは大事だと思う。たぶん。